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【セコム損害保険】据置:AA/安定的 ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 16d0115

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http://www.jcr.co.jp

16- D- 0115 201 6 年 5 月 1 8 日

株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

損害保険株式会社

(証券コード:−)

【据置】

長期発行体格付 AA 格付の見通し 安定的 保険金支払能力格付 AA 格付の見通し 安定的 ■ 格付事由

(1) セコム損害保険は、警備業界最大手のセコムが 97%を出資するセコムの連結子会社で、セコムグループ の保険事業を担う。セコム損害保険の格付は、単体の財務内容などを踏まえた評価にセコムグループの信 用力を織り込んでいる。セコムのサービスと関連させた商品の展開、セコムグループ企業による販売など 営業面での結びつきも強い。また、セコムとの間で、セコム損害保険の純資産額が一定水準を下回った場 合などにセコムが資金を提供することなどを約した純資産維持に関する契約を締結している。

(2) 特色ある商品と独自のチャネル戦略により、販売実績は堅調に推移している。主力と位置付けるガン保険 「メディコム」については、実損填補型であることを特色としており、富国生命保険との提携やプロ代理 店の開拓などにより販売が伸びている。構成比の大きい火災保険は、セコムとのクロスセールスの推進な どが奏功しており、15 年 10月の商品改定(料率改定および保険期間上限 10年の設定等)前の需要増も あり収入保険料が伸びている。ここ数年でみれば収入保険料に占めるメディコムの構成比が高まっている 上、自動車保険の収益性が改善しており、コンバインド・レシオは比較的良好な水準にある。保険本業の 収益性は改善傾向にあり、自然災害の影響を除けば一定の収益性を確保することは可能とみられる。 (3) ソルベンシー・マージン比率は、巨大災害リスクの算定の見直しや再保険政策の変更による変動が大きい

ものの、規制上健全とされる水準を上回っている。有価証券評価益の寄与が比較的大きいが、セコムによ る増資や利益計上などにより自己資本の増強を図るとともに内部留保を着実に積み上げており、セコムに よる適時適切な支援の可能性も勘案すれば問題はない。資産運用面では、流動性を確保しつつ債券中心の 運用を行う方針としている。株式を含めた価格変動リスクはやや大きいが削減を進めており、より保守的 な資産構成へとシフトしている。

(4) 保険引受リスクの計量化などの主要リスクの計測に加え、リスク・リターンの考え方の整理などを含めた E RM の整備は引き続き課題である。火災保険は構成比が高く、自然災害の影響を大きく受ける可能性が あることから、再保険政策、引受の厳格化および価格戦略に注目していく。また、保有契約が増えつつあ るメディコムについて、損害率は低位に推移しているが、将来の罹患率や自由診療の利用率などが想定と 乖離しないかなどを注視していく必要がある。中長期的な収益を安定的に確保するためには、保険引受リ スクの適切な管理が重要と J C R は考えている。

(担当)水口 啓子・宮尾 知浩 ■ 格付対象

発行体:セコム損害保険株式会社 【据置】

対象 格付 見通し

長期発行体格付 AA 安定的

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http://www.jcr.co.jp

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2016 年 5 月 16 日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:松村 省三

主任格付アナリスト:水口 啓子

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類

と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本 件 信 用 格 付の 付 与 にか か る方 法 の 概 要 は、 J C R の ホ ー ムペ ー ジ ( http:/ / www. jcr. co. jp) の 「 格 付 方針 等 」 に 、

「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「損害保険」(2013 年 7 月 1 日)、「親子関係にある子会社

の格付け」(2007 年 12 月 14 日)として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) セコム損害保険株式会社

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので

はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外

の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表

・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、

当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■NR S R O 登録状況

J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ

スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則

17g-7(a)項に基づく開示の対象となる場合、当該開示はJ C Rのホームページの“ Rating Information” (http: / / www. jcr. co. jp/ english/ top_cont/ rat_info01. php)

に掲載されるニュースリリースに添付しています。

■ 本件に関するお問い合わせ先

参照

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